ONE PIECEが好き!剣豪が大好き!!かなり剣豪に偏った腐り気味(気味?)なブログです。時々おおきく振りかぶったりもしてます(笑)
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はい、振りSSです。
今回もハナベです。
今回もっていうか、前回「大切な君」の続きですね、これは。
読んでない方は「大切な君」を読んでからの方が分かりやすいです。
まあ、読んで無くても大丈夫だと思うけど。
これは同僚からのネタふりで書き始めたもので、その同僚達には
いいよ!!とお褒めの言葉をいただきましたのでアップすることにしました。
読みたいぞ!!って方はつづきからどうぞ!!
今回もハナベです。
今回もっていうか、前回「大切な君」の続きですね、これは。
読んでない方は「大切な君」を読んでからの方が分かりやすいです。
まあ、読んで無くても大丈夫だと思うけど。
これは同僚からのネタふりで書き始めたもので、その同僚達には
いいよ!!とお褒めの言葉をいただきましたのでアップすることにしました。
読みたいぞ!!って方はつづきからどうぞ!!
「赤い顔になった理由」
「んじゃ、15分休憩な。」
花井がそう言うと、皆は大きく息を吐いて、口々に疲れたとかこれが難しいとか言い始めた。
俺も大きく伸びをして、身体の凝りをほぐす。
恒例になったテスト前の勉強会。
今回は三橋の家に集まった。
俺は理数系担当。
花井は英語。
西広が全般で、言ってみれば「先生」になる。
まあ教えてやることで、俺にも勉強になるし、一人で黙々と勉強するよりずっと効率がいい。
「なあなあ、阿部。」
「あ?なんだ栄口。」
ニコッと笑って栄口は俺の前に何かの冊子を取り出した。
「今度これ見に行こうと思ってさ。」
「あ…これ映画館のパンフか。」
「うん、そうなんだ。」
正直言って、映画とかに興味ないけど、楽しげな栄口の表情に言い出せなくて。
「これこれ。面白いらしいんだ。」
栄口が指差したのは、野球ものの映画だった。
「あ、これ俺も見に行きたいと思ってたんだ!」
水谷が割って入ってきた。
「それじゃ今度一緒に見に行く?」
「うんうん、行こう!」
その様子に皆が集まってくる。
えー何々?
俺も行きてーよ!
様々な反応。
良かった。
俺一人だったら、栄口がつまんなかったかも。
「これも面白いらしいよ。」
と、水谷が別の映画を指差した。
視線を移すと、目に入ったのはキスをしている二人。
途端に心臓がバクンッと鳴った。
「恋愛ものなんだけどさ、ちょっとサスペンスっぽい感じらしいよ。」
水谷の説明がなんだかとても遠くで聞こえた。
へぇ~と言っている皆の声も、とても遠くて。
俺の耳に聞こえていたのは、自分の心臓の音。
バクバクとやかましいくらいに聞こえていた。
それから…
『俺、阿部とキスしたい。』
『俺、すげぇ好き。阿部が好き。』
耳元で囁かれた花井の言葉。
思い出してしまった。
花井とのキス。
勝手に身体中の血液が頭に向かって流れ出す。
「あれ?阿部どうしたの?顔が赤いよ?」
「へ?」
皆の視線が集中する。
「え…と、何でもねぇよ。ちょっと疲れてんだよ。」
「ふうん?」
「そろそろ時間だぞ~。」
花井の言葉に、皆が嫌そうに返事をした。
「阿部、ここんとこちょっと教えてくんね?」
花井が数学のテキストを開いて近付いてきた。
皆は怖くない西広の周りで頭を突き合わせていた。
「ああ、いいぜ。どれ?」
机を挟んで俺と花井。
…まださっきのドキドキが収まらない。
花井にばれないように、慎重に話す。
するとノートの角に、花井が何かを書いた。
なんだ…?
(思い出した?)
一気に頭に血が昇る。
花井、気付いてた!!
笑いを堪えるような顔をした花井は続けてこう書いた。
(スケベ)
(後でうち来るか?)
ひっ…人の気も知らないでっ!!
ムカムカと腹が立ったけど…俺は花井んちに行ってしまうんだろうな…
ちょっと嬉しくて、かなり悔しくて。
そんな胸の内を知ってか知らずか、ニヤニヤとする花井。
俺はどうしても許せなくて。
「っって!!」
「花井どうかしたの?」
「…いや、なんでもないよ、西広。」
机の下の花井の足を思いっきり蹴っ飛ばして、ノートの角に
(行く)
と書いた。
いかがでしたでしょう?
Iさんは私とNちゃんの会話を赤い顔しながら聞いてるんですよ。
そこから「照れて赤い顔」って話を書こうってことになったんです。
いや、もう楽しいよ、ハナベは!!!
実は、この続きも妄想中です(笑)
「んじゃ、15分休憩な。」
花井がそう言うと、皆は大きく息を吐いて、口々に疲れたとかこれが難しいとか言い始めた。
俺も大きく伸びをして、身体の凝りをほぐす。
恒例になったテスト前の勉強会。
今回は三橋の家に集まった。
俺は理数系担当。
花井は英語。
西広が全般で、言ってみれば「先生」になる。
まあ教えてやることで、俺にも勉強になるし、一人で黙々と勉強するよりずっと効率がいい。
「なあなあ、阿部。」
「あ?なんだ栄口。」
ニコッと笑って栄口は俺の前に何かの冊子を取り出した。
「今度これ見に行こうと思ってさ。」
「あ…これ映画館のパンフか。」
「うん、そうなんだ。」
正直言って、映画とかに興味ないけど、楽しげな栄口の表情に言い出せなくて。
「これこれ。面白いらしいんだ。」
栄口が指差したのは、野球ものの映画だった。
「あ、これ俺も見に行きたいと思ってたんだ!」
水谷が割って入ってきた。
「それじゃ今度一緒に見に行く?」
「うんうん、行こう!」
その様子に皆が集まってくる。
えー何々?
俺も行きてーよ!
様々な反応。
良かった。
俺一人だったら、栄口がつまんなかったかも。
「これも面白いらしいよ。」
と、水谷が別の映画を指差した。
視線を移すと、目に入ったのはキスをしている二人。
途端に心臓がバクンッと鳴った。
「恋愛ものなんだけどさ、ちょっとサスペンスっぽい感じらしいよ。」
水谷の説明がなんだかとても遠くで聞こえた。
へぇ~と言っている皆の声も、とても遠くて。
俺の耳に聞こえていたのは、自分の心臓の音。
バクバクとやかましいくらいに聞こえていた。
それから…
『俺、阿部とキスしたい。』
『俺、すげぇ好き。阿部が好き。』
耳元で囁かれた花井の言葉。
思い出してしまった。
花井とのキス。
勝手に身体中の血液が頭に向かって流れ出す。
「あれ?阿部どうしたの?顔が赤いよ?」
「へ?」
皆の視線が集中する。
「え…と、何でもねぇよ。ちょっと疲れてんだよ。」
「ふうん?」
「そろそろ時間だぞ~。」
花井の言葉に、皆が嫌そうに返事をした。
「阿部、ここんとこちょっと教えてくんね?」
花井が数学のテキストを開いて近付いてきた。
皆は怖くない西広の周りで頭を突き合わせていた。
「ああ、いいぜ。どれ?」
机を挟んで俺と花井。
…まださっきのドキドキが収まらない。
花井にばれないように、慎重に話す。
するとノートの角に、花井が何かを書いた。
なんだ…?
(思い出した?)
一気に頭に血が昇る。
花井、気付いてた!!
笑いを堪えるような顔をした花井は続けてこう書いた。
(スケベ)
(後でうち来るか?)
ひっ…人の気も知らないでっ!!
ムカムカと腹が立ったけど…俺は花井んちに行ってしまうんだろうな…
ちょっと嬉しくて、かなり悔しくて。
そんな胸の内を知ってか知らずか、ニヤニヤとする花井。
俺はどうしても許せなくて。
「っって!!」
「花井どうかしたの?」
「…いや、なんでもないよ、西広。」
机の下の花井の足を思いっきり蹴っ飛ばして、ノートの角に
(行く)
と書いた。
いかがでしたでしょう?
Iさんは私とNちゃんの会話を赤い顔しながら聞いてるんですよ。
そこから「照れて赤い顔」って話を書こうってことになったんです。
いや、もう楽しいよ、ハナベは!!!
実は、この続きも妄想中です(笑)
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プロフィール
HN:
サマンサ
性別:
女性
自己紹介:
この年になって(いくつだよ)
再びONE PIECEに大ハマリ(泣)
そんなこんなでおお振りにもハマリ・・・(号泣)
ただいまお絵かき猛勉強中。
ゾロスキー、花井スキーであること以外にこだわりはなし。
どんなカップリングでも「このゾロいい!!」
または「この花井いい!!」と思えばOKです。
無節操なことこの上なしw
再びONE PIECEに大ハマリ(泣)
そんなこんなでおお振りにもハマリ・・・(号泣)
ただいまお絵かき猛勉強中。
ゾロスキー、花井スキーであること以外にこだわりはなし。
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または「この花井いい!!」と思えばOKです。
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