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ONE PIECEが好き!剣豪が大好き!!かなり剣豪に偏った腐り気味(気味?)なブログです。時々おおきく振りかぶったりもしてます(笑)
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またやっちゃったよ、勢い作文。
えーーーっと一応『Hand Power』の続きですわ。
ゾロ視点。
でもごめん、ゾロルじゃないかも、これ・・・。
なんか当初の妄想と違ってきた感もあり。
読めそうかな、と思われる方は下からどうぞ。

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『Start Line』

『ウソップ~!釣りしようぜ、釣り!!』
『おお、ルフィ、いいタイミングだ!
 今丁度ウソップ様特製の必ずつれ~るが完成したところだ!』 『おおお!おんもしろそ~!おい、チョッパーも来いよ~!』 『なんだ、なんだ?必ず釣れるのか?すごいなぁ~ウソップは!!』 『よ~し、今夜のディナーは魚づくしと行くか。
 お前ら、当てにしてるからな!』 『おおう!まかせとけ~!!』 うるっせぇ…。 ったく、あいつら、ここでオレが寝てる(振りをしている)
ことに気付きもしねぇで。 ま、いつものことだけどな。 いつもの当たりめぇのことなのに、
今日はなんでこんなにイライラするんだ。 夕べ、ルフィがうなされていた。 半端じゃねぇうなされ方で、しかも号泣してて。 それがオレの夢だったと言う。 オレがいなくなる夢。 正直言って、本気で嬉しかった。
もう少しで、ルフィに手を伸ばして抱きしめるところだった。
んなこと、出来る訳ないけどな。 「ルフィ、オレは何処までも、お前と一緒だ。」 ああああああ、なんてセリフだ。
オレがあんなこと言うなんて、ラブコックじゃあるめぇし。 ルフィが寝てしまってたことに賭けるしかねぇなぁ。 今朝のルフィはいつもと変わらなかった。 むしろご機嫌の部類じゃなかったか。 『医者の言うことは聞くもんだぞ。』 なんだよ、それ。 あんだけすがるような目でオレを見つめていたのに、
今度は逆にオレの心配か?訳分かんねぇ。 あの時オレをみつめていた瞳は、今ウソップの作った釣りざおをみつめてる。
なんなんだよ、ったく…。 まぁ、いいじゃねぇか、ルフィが元気なら。 そう、ルフィが笑顔なら問題ねぇ。 …って思ってるはずなのにー! ルフィが気になってしかたがねぇ。 あいつの笑顔が他のヤツラに向けられると…
なんとも言えねぇ気分になる。 オイオイ、一体どうしちまったんだ、オレは。 「お~~い、サンジ!見てくれよ!すんげ~魚釣れたぞ~!」 クソコックに向かって…ルフィの満面の笑み。 「お、そいつは天ぷらが旨そうだな」 「おおお、うまほー!サンジの作る飯は最高だからなー!!」 確かに飯は旨い。 「しっかし、すんごいなぁ~ウソップは!
 ホントに必ず釣れるんだもんな~!!」 「当たり前よ~このウソップ様にかかれば当然の結果ヨォ」 確かにすげぇ。 でも、聞いてはいられない。 どうにかなりそうだ。 オレはいらだちを隠すようにして、その場を離れようとした。 「ゾロ!起きたのか?!見てみろよ~すげ~ぞぉ!」 「…うるせぇんだよ、お前らは。ゆっくり昼寝もできゃしねぇ」 ルフィがキョトンとした顔をする。 こんなこと言いたい訳じゃないのに、悪態をつくことしか出来なかった。 「そか、悪かったな、ゾロ。」 ルフィの笑顔が、痛かった…。 いたたまれない気分になっていたオレに、
ウソップが何か言いたげな視線を送ってきた。 「なんだよ、ウソップ。なんか文句あんのか。」 「…大人げねぇ」 「ああ?!」 「おお!今私の『なんかやべ~ぞセンサー』が強く反応したぞ!」 ウソップは猛ダッシュで逃げていった。 なんだってんだよ。 「ご機嫌斜めだな、クソ剣士」 「あ?!お前にそんなこと言われる筋合いはねぇよ、グルグルまゆげ」 「はっ、素直じゃないと言うか、分かりやすいと言うか。」 「ぁあ?!」 サンジが何か含みのある笑い方をした。 こいつにしても、ウソップにしても、なんなんだよ、一体。 「お前、好きなんだろう?」 「はぁ?!」 なななな、なに? 誰が誰をだ?? 「お前、ルフィが好きだろう?」 ドクン… 胸の奥で何かが… ドクン、ドクン… なんだ、何が起きてる…? ドクン、ドクン、ドクン、ドクン… なんだか分からねぇけど、訳の分からねぇ気持ちでいっぱいで、
すげぇ胸が痛くて… 気が付いたら、 「お~見事な赤と緑のコントラストだ」 「!!」 何言ってやがるっ! そう言うつもりだった。 言葉が出なかった。 胸がいっぱいで、切なくて、何がなんだか分かんねぇ、これって… 「オレは…好き…なのか?ル、ルフィのことが…」 「はぁ?!なんだお前気付いてなかったのか?」 コックがあからさまに驚き、 「ハッキリ言って、仲間になった時から気付いてたぜ、オレは。」 半ば呆れた顔をして、 ホントに鈍いな、お前、と付け加えることも忘れない。 そうか、そうなんだ。 オレはルフィが… そうならばオレの妙な感情も、つじつまが合う。 「頭ん中整理出来たか、マリモ」 「誰がマリモだ」 「お前以外に誰がいる」 ちっくしょう、弱味を握られたみたいで調子が出ねぇ。
「ま、オレは手を抜く気はないんでね」 「は?」 「お前みたいな恋愛初心者にオレ様が負ける訳はねぇけどな」 何ィィィ?! 「お前、まさか…」 「オレ様だって負けないね。なんたって超一流のスナイパーだからな」 「う、ウソップ?!」 向こうから歓声が聞こえる。 何か釣れたらしいルフィとチョッパーの声だ。 楽し気な二人をヨソに、オレ達の熱いバトルの幕は切って落とされた。












 

 
なんだかくすぶってる感のゾロが・・・違うだろって思ってみたり(笑)
でもたまにはねーーー!!
実はまだ続く・・・無駄に長いよな。
まだついてこれますかーーーー?(笑)
ダメな人は言ってくださいね!!
































































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ぐるぐる
こんにちは、緋乃です。
ぐるぐる悩んでるゾロがなんだかかわいいです♪なのにあんまりなさけない感じじゃないのがツボ。
それにしてもサンジさんとウソップもルフィ狙いですか!??総受け?(笑)
単にゾロの勘違いでそれぞれ想い人は別だといいなぁ~~なんて考えてしまいました(^_^;)
緋乃 2008/05/09(Fri)09:44:48 編集
おおっとごめん
総受けなんだよ(笑)
続き一応ありなんですけど・・・やっぱりルフィ総受けです(すまない・・・)
ぐるぐる悩んでる感のゾロが好きなんですよ~
普段そんな感じじゃないから余計そうかも。
サマンサ 2008/05/09(Fri)22:37:34 編集
無題
ルフィ総受!!!嬉しぃ〜♪船長さんは皆から愛される存在ですものv
凄くゾロルを描きたくなるお話ですねっ!
ゾロの悩む姿がまたいい!!!
ゾロ頑張って!と応援しちゃうわよ。(何をだっ)
haruki 2008/05/10(Sat)19:47:04 編集
是非描いてください♪
harukiさんのゾロル!!
いいわ~~どんどん見たいわ~~
なので、よろしく♪
サマンサ 2008/05/11(Sun)23:22:39 編集
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プロフィール
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サマンサ
性別:
女性
自己紹介:
この年になって(いくつだよ)
再びONE PIECEに大ハマリ(泣)
そんなこんなでおお振りにもハマリ・・・(号泣)
ただいまお絵かき猛勉強中。
ゾロスキー、花井スキーであること以外にこだわりはなし。
どんなカップリングでも「このゾロいい!!」
または「この花井いい!!」と思えばOKです。
無節操なことこの上なしw
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