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ONE PIECEが好き!剣豪が大好き!!かなり剣豪に偏った腐り気味(気味?)なブログです。時々おおきく振りかぶったりもしてます(笑)
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ゾロウソなつづきでーすw
実は実は、私の中でえらいこっちゃになってます。
えらいこっちゃって??
要するに、腐ってるってことですわ(ああそんなことか)
うそぷがね~~~・・・
まあ、そんな感じの続きですww

気持ちの広い方、つづきからお願いします。



      

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『暗闇』



 

あれから…一ヶ月ちょっと。
自分から会わない宣言して、ゾロには勉強に集中してもらおうと思って…なのに。
俺が禁断症状ってどういうことだ(汗)
毎日メールは来る。
ちゃんとやってるからとか、補習に出てるとか。
俺の方も元気だよとか、今日は何をしただとか。

だけど…日に日にあの日の事が俺の中で大きくなっていく。
あの日。
俺は覚悟していた。
ゾロに抱かれること。
覚悟しているつもりだった。
でも。
怖かった、震える自分に嘘をつけなかった。
ゾロは笑って無理すんなと言った。
情けねぇ、何やってんだ俺は。
だけど、ホッとしたのもまた事実だった。
ゾロの気遣いに感謝して、家路についた。

その夜から…触れた肌、ゾロの息遣い、唇の感触、絡められた舌、
あの時怖いと感じたすべてが…俺の心を支配し始めた。
怖かったはず、なのに。
俺の心を捕えて離さない。
あの時のゾロの目を思い出すとゾクゾクする。
『妖艶』ってああいうのを言うんだろうなと実感した。

ゾロに会いたい。
こんなに辛いとは思ってなくて、こんな状態があと二ヶ月も続くのかと思うと
気持ちの持って行き場がない。

街はすっかりクリスマス一色で、みんなどことなく楽しそうで…
それが更に俺の気持ちをブルーにさせる。
溜め息に押し潰されそうな、そんな毎日を送っていた。

「そんな溜め息ばっかつくくらいなら、会いたいって言やぁいいのに。」
ルフィも呆れ顔だ。
「そんな訳にいくかよ。」
俺が言い出したことなんだから。
そう言いながらも、溜め息が止まらない。
情けないことこの上無しだ。

そんな俺に、ルフィはあれこれ気が紛れそうなことを提案してくれた。
一緒に買い物に行ったり、ゲームをしたり。
ルフィの気遣いが嬉しい。
俺ってホント、ルフィいないと駄目駄目だよな。


そんなこんなで、あっという間に12月24日。
だけど、どこへ行くでもなく、俺とルフィは夕食の後、部屋でくつろいでいた。
「それにしても、今夜は冷えるなぁ~」
「ん、そうだな。雪降るかもな。」
「雪かぁ、積もるといいなぁ。」
「積もったら雪だるま作ろうぜ、ウソップ!」
「そんなに積もるかよ!」
得意のツッコミが久しぶりに出て、ルフィもシシシと笑う。

携帯の着信音が鳴る。
この音。
ゾロだ。
しかも…
「電話だ!」
はやる気持ちを押さえて、受話ボタンを押す。

『よお。』
久しぶりのゾロの声。
泣きそうになる。
声が出ない。
『なんだ?感動のあまり、声も出ねぇか?』
クックと笑うゾロ。
「んな訳あるかよっ!ちょっとびっくりしただけだ!」
『そうか、そいつは残念だ。』
ハハハ、と笑うその声は、何だか楽しそうで拍子抜けだ。
俺なんかこんなに凹んでんのに。

『ウソップ、メリークリスマス。』
「おう、メリークリスマス!」
『今部屋にいるのか?』
「ああ、そうだけど?」
『窓の外、見てみろよ。』
「ええ?外?」
横で聞いているルフィも、なんだろう?と言う表情だ。
言われるがままに、カーテンを開けてみる。

「ああ!」
雪が降ってる。
しかも積もり掛けてて、屋根がうっすら白くなってる。
「すげ~!どおりでさみーはずだよな!」
窓を開けて、空を見上げる。
暗闇から、白い雪が突然現れるような、そんな感じ。
今きっと、ゾロもこの空を見上げている。
そう思うと、少しずつ、心が満たされていく。

ルフィが窓から顔を出す。
「明日は雪だるまだな、ウソップ。」
小声で囁き、シシシと笑う。
俺もつられて笑った。

『おまえら、ホント仲良いんだな。』
「え?」
なんで?
声が聞こえたのか?
ゆっくりと、視線を落とした。
家の前の道に、人影。
まさか、まさか…。
暗闇に目が慣れてくる。

「…ゾロ!」
そう叫ぶと、俺は部屋を飛び出して、その人影の元へ走った。

家の前の道、そこに立っていたのは、間違いなくゾロで、
会いたくて会いたくて、仕方のなかったゾロで。
いろんなことが言いたいのに言葉が出ない。

「なんだ?感動のあまり、声が出ねぇか?」
わざとらしくゾロが言う。ニヤニヤと笑っていて、腹立たしいったらありゃしねぇ。
「そっ、そーだよ!悪いかよ!」
「へっ、そうこなくちゃあな!」
ゾロが俺を抱き寄せる。
俺もゾロに抱きつく。
「会いたかった、ウソップ。」
耳元で、ゾロが囁く。
「俺も。すげぇ会いたかった。」
溢れそうになる涙を抑えながら、俺はゾロにしがみついた。
こんなにも、こんなにも、ゾロのことが好きだよ。
どう表現していいのか分からねぇほどに、ゾロが好きだよ。
「ウソップ、顔、見せて。」
少しだけ身体を離して、ゾロが俺の顔を見る。
ゾロの左手が俺の頬に触れ、その親指が頬をなぞる。
あ。
またあの顔してる。
『妖艶』
ああ、キスされる…。

「あーごほん。」
ルフィの声に我に返る。
「お取り込み中何だけど、ここは天下の往来だし。
まあ、俺は見物させてもらってもいいんだけど。」
ルフィが部屋の窓から声を掛ける。
あああっ!そうだったぁ(汗)
外、なんだよな、ここはぁ!!
「忘れてた…」
ゾロが呟く。
その言葉に、おかしくなって吹き出してしまった。

「なぁ、ゾロ。」
ルフィがゾロに声を掛ける。
「あ?なんだ?」
「ウソップ、さ、お持ち帰りしねぇ?」
「「はあ?!」」
「ウソップ、ほらっ!」
窓から何かが降って来た。
「俺のコート。」
もう一度、窓を見上げる。
「あ、靴は履けよ。」
「あ、そう言えば靴履いてねぇ、ってそうじゃなくてぇ! 」
ルフィがニッと笑う。
「ウソップ、溜め息全部、引き受けてもらえよ!」
「…ルフィ。」
「分かった。お持ち帰り、させてもらうぜ。」
「ゾロ?!」
ゾロの言葉に、声が裏返る。
「ウソップ、靴。」
「お前らのこだわりはそこか?!」
ゾロが意地悪そうに笑っている。
「じゃあこのまま俺が帰っちまって、平気か?」
「う゛っ…。」
平気じゃねぇ、どう考えても平気じゃねぇ。
「クリスマスだ、今日だけ、俺の側にいてくれねぇか?」
歯の浮くような台詞も、ゾロが言うと変じゃねぇ。
「ったく、しょうがねぇなぁ!」
しょうがねぇのは俺なんだけど、そう言わないと自分の背中を押すことが出来ない。
何より、俺が一番そうしたがっているんだから…。
隣で微笑むゾロも、窓からやれやれという表情で見ているルフィも、
そのことを十分に分かってくれている。
ありがとう。
大好きだ。


あ、靴はちゃんと履くからな。

 


 




最近ね、私の中でうそぷがえらいこっちゃなんです。
はまってはまって。
どうしようかってくらいに。
で、なんでかな~~~と考えていると、ああそうかと。
うそぷが他の誰かと絡むと・・・・エロい。
え??私だけ????
なんかさーーー妙に常識人を主張する彼が、他のクルー達によって
あーーなったりこーーなったりって・・・・萌えるんですけど??!

でも、私の場合。
基本ゾロスキーなんで、ゾロウソになっちゃうんですね。
ゾロウソはパラレル。
ゾロルは原作系。
妄想はきっちり分かれていることに、たった昨日気が付きました。

つーーか、クリスマスネタかよ!!??
と思ったあなた、あなたは正しいですwww



       



 
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お持ち帰りぃ~!!
きゃぁ! ウソップったら恥ずかしい!!!
つ・ついにお持ち帰りされちゃうんですね!!
我が愛すべきルッフィーちゃんまでサラリと出してくれちゃって!!
サマンサさん、ゴチソウサマ!
マジ赤面するわvv
ひかるこ 2008/09/07(Sun)18:06:13 編集
じゃあ、次回は……!?
お持ち帰り!!わぁわぁ、じゃあ次回ってもしかしてひょっとして…??どきどきしながら待ってますvv
あぁぁそれにしてもゾロがカッコい~~なぁ(メロリン)

おっとそれから今更ですがお誕生日おめでとうございます!!(ホントに今更だ…)
緋乃 2008/09/08(Mon)21:49:40 編集
そうなの、お持ち帰りw
☆ひかるこさん
 うそぷの背中を押してくれるのはルッフィーしかいないっしょ!!
 赤面していただいて、ありがとうございます!!

☆緋乃さん
 ゾロ、かっこいい?そう??(おいおい)
 まあ、お持ち帰り成功したとこは、よかったねと言うべきかw
 あ、ありがとーーございます!!は、誕生日だったんですよw
サマンサ 2008/09/11(Thu)23:09:21 編集
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プロフィール
HN:
サマンサ
性別:
女性
自己紹介:
この年になって(いくつだよ)
再びONE PIECEに大ハマリ(泣)
そんなこんなでおお振りにもハマリ・・・(号泣)
ただいまお絵かき猛勉強中。
ゾロスキー、花井スキーであること以外にこだわりはなし。
どんなカップリングでも「このゾロいい!!」
または「この花井いい!!」と思えばOKです。
無節操なことこの上なしw
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