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『笑顔』
「なあ、ゾロセンセ?」
「あ?なんだ、チョッパー。質問か?」
「うん。ゾロセンセ、なんかいいことあった?」
「は?」
チョッパーの言葉にギョッとする。
「ゾロセンセ、にこにこしてるぞ。いつもはムッツリしてるのに。」
思わず、ジロリと睨む。
でも、チョッパーはにこにこ。
「ゾロセンセが笑顔だと、俺も嬉しいゾ!」
少々面食らってしまった。
そんなに俺はいつも仏頂面なのか。
「そうか、ありがとな、チョッパー。」
「そ、そんなお礼なんか言われても、嬉しかねぇぞ!」
嬉しそうなチョッパーを見てなんだかおかしくて、声を出して笑ってしまった。
驚くチョッパー。
こんな気分になったのは、ホントに久しぶりだ。
俺はいつから笑ってなかったんだろう…。
家庭教師のバイトが済んで、アイツを待たせているファミレスへ急ぐ。
ホントに待っているのかも定かじゃねぇが、自転車を漕ぐペダルに力が入る。
もし待ってたら…そうだな、とりあえずノートの礼くらいは言わないとな。
何だかワクワクする気持ちを抑えて、店に入ると…
「…いた。」
なんとも、吹き出しそうになるくらい、緊張した面持ちのアイツ。
俺に気付くと、恐らくは精一杯の笑顔で(それとは言い難いものではあったが)
俺に手を上げて見せた。
「待たせて悪かったな。」
「い、いえ!そんなこと全くありませんです!」
「何だよ、その喋り方は。普通にしてろよ。」
「いえ、や、あの…すいません。」
どんだけびびってんだ、こいつは。
しばらく沈黙が続く。
いや、怯えさせてどうするんだよ、俺は。
緊張してんのか?
なんか上手く話せねぇ。
「あ、あの…ロロノアさん?」
「え?ああ、ゾロでいいよ。そういや、まだ名前聞いてなかったな。」
「あ、すいません。ウソップ…です。」
何だか謝ってばかりの『ウソップ』。
「そ、その…ゾロさん、何か僕に用があったんじゃ…?」
「ああ…そうだ、ノート、礼が言いたかったんだ。」
それを聞いたウソップは、ようやく顔の緊張が溶け、ほわっと笑った。
きっと俺を待っている間、緊張してガチガチだったに違いない。
そう思ったら、何だかウソップが可愛らしく見えた。
「ウソップ、さ」
「は、はい?」
「ずっと、俺のこと見てただろ?」
「!!」
ウソップの表情が凍りつく。
それから青くなって、口がパクパクしたかと思ったら、今度は赤くなった。
その様子があまりにもおかしくて、俺は吹き出してしまった。
バツが悪そうに頭を掻きながら「…はい、見てました。」と素直に白状したウソップ。
なんだコイツ、すげぇ可愛いやつだなぁ。
真っ赤になるウソップを見ながら、俺はなんだかくすぐったいような
ほんわかしたものを感じ取っていた。
なぁ、ウソップ。
俺達、ずっとこうしたかったんだよな。
すいません!(先に謝っとくw)
ホントはルフィ絡めたかったんだけど、すんごく長くなってしまいそうで・・・・・
っていうか、私がいっぱいいっぱいです(泣)
ゾロルに転ぶってことはないですけど(ごめん、H子さんw)
ルフィは出てくる予定だよ!!
もちょっと先でだけど。
ゾロ+チョパも大好物な私としてはあれもこれももりだくさんで嬉しいかぎり。
続き楽しみにしてますねv
それにしても書くのが早くてうらやましい…。
チョパの年齢ですか?
一応中2くらいで考えてました。
だから14歳か?
ちなみにゾロが高3でウソップは高1で。
☆ひかるこさん
「うは!」言ってもらえて嬉しいです。
なんか無駄にいろいろ長くて嫌なんだけど(泣)
いったいいつまで続くんだ的な感じになってきた・・・。
☆harukiさん
うわ?!
harukiさんも読んでた?!
嬉しいですね~~ありがとうございます!
すでにかなり長編のような気がしてますけど・・・。
お付き合いいただけたら嬉しいですw
☆緋乃さん
書くのはそんな早くないですよ。
これ溜めてたやつなんでw
ただ妄想自体は結構前からしてた話なので・・・
文章さえ思いつけば(そこが問題)
終わりまで一気なんだけどな。
みなさんの感想がすごい嬉しいです。
アップしてよかったな~~!!
ありがとうございます!!
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再びONE PIECEに大ハマリ(泣)
そんなこんなでおお振りにもハマリ・・・(号泣)
ただいまお絵かき猛勉強中。
ゾロスキー、花井スキーであること以外にこだわりはなし。
どんなカップリングでも「このゾロいい!!」
または「この花井いい!!」と思えばOKです。
無節操なことこの上なしw